光る原子、波うつ電子 価格: 1,890円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 物理学の基本的な要素である原子、電子について、分かりやすく説明されています。
第1章は分子の動きについて、直感的に分かるように、時間と空間について拡大し、静止して表現し、時間を動かすという具合に、段階を追って説明しています。
1940年代に書かれたものであるため、当時の文化を反映してます。学説、用語も当時のものですが、科学的な事項と用語については、現代の用語、理論を紹介する著者による注がついています。
カロリーからジュールへなど単位の変遷(P27)。
用語の変遷で相跨結合は現代では使われてないこと(p49)。
陽極線が |
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ロンドンで本を読む 最高の書評による読書案内 (知恵の森文庫) 価格: 920円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 ナボコフの『ドンキホーテ講義』についてプリチェットの書いた書評とそれについての丸谷才一の解説を読む、などなど。正直ややこしいです。
作者、作品、書評家のどれかを知っておかないと、楽しめないとは思います。
しかし日本文学の海外書評も含まれているので、その点で海外文学に通じている人だけに向けた本とはなっていません。
加えて、丸谷才一の「紹介力」はさすがという感じで、本書でも書評とその対象としている書籍との両方について的確かつ簡潔な、いい紹介文を書いています。さすがです。
丸谷才一自身が、優れた書評家であるからこそ、このような書籍が生まれたのでしょう |
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そんなに読んで、どうするの? --縦横無尽のブックガイド 価格: 1,680円 レビュー評価:3.5 レビュー数:9 この手の「文化」人はきっと自分が批判されれば、絶対受け入れないんだろうね。 この駄文の塊?読む価値なんて全くないですよ。自分で書いた書評やネットで誰かが書いた書評の方がよっぽど価値がありますよ。 それにしてもベストセラーなら何でも酷評するって…。確かにロクな本がほとんどないかもしれんが、それはベストセラーに対する醜い嫉妬じゃないの? 自分は一般とは違う?書評する前にその救いようのない中二病を治せば?プロなら素人と同じ事するな。作家や漫画家の質が落ちているなら、評論屋の質も落ちてますね(笑) |
遠い朝の本たち 価格: 1,680円 レビュー評価:4.5 レビュー数:7 自らの意思でクリスチャンになり、読書家で、戦争体験があり、国際結婚をして、イタリアで生活をし、夫とは死別して、という須賀さんの個人的な事を知っていても、また知らなくても楽しめる、著者と本に纏わるあるいは、その本に、本を読んだときに由来する様々なものに対する感情や記憶や想いを綴った散文です。
とても特徴のある、語りかけているようで、突き放してもいるような、それでいて分かる人にだけ伝わればよい、と思わせたり、誰をも包み込むような話しかけ方だったり、と、著者をもっと知りたくなりる不思議な文体です。須賀さん特有の、誰にも真似出来ない、恐らく自身で掴み取ってき |
文學少女の友 価格: 1,680円 レビュー評価: レビュー数: |
大学新入生に薦める101冊の本 価格: 1,470円 レビュー評価:4.0 レビュー数:4 この本のタイトルどおり大学新入生、または若い人たちに強くお薦めする「知のガイド」。
大部分の大学生が卒業する際に感じる「もっと勉強しておけばよかった」という漠然とした後悔。
しかし「勉強する」とは一体なんだったのだろうか、何をすべきだったのかとそのときにはまったくわかりませんでした。
大学は教養の教育の場であるとするのであれば、積極的に教養を学ぶ場でもあったと思うのです。
自分自身在学中はまったく本など読まず、無目的にボーっとしてすごしてしまい、教養を蓄積することなく卒業。非常に後悔しています。
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成功するためのビジネス書100冊 (アスカビジネス) 価格: 1,365円 レビュー評価:3.5 レビュー数:5 読書は自己啓発には必要不可欠です。そして、時間は最も貴重な資源です。その貴重な資源(時間)を読書で有効に使うためには、納得のいく良書のみを選ぶ必要があります。その手助けをしてくれるのが本書です。
ビジネス本は書店に溢れていますので、「あらすじ」「目次」「あとがき」を読んだくらいでは、確実に良書を探すことができるかどうか解りません。本書に載っている100冊は著者が実際に購読したビジネス本で、解り易い「あらずじ」と「コメント」を書いてくれています。
「アマゾン」のレビューだけでも十分に参考にはなりますが、本書と合わせて利用することにより、 |
文庫本玉手箱 価格: 2,300円 レビュー評価: レビュー数: |
SIGHT別冊 「日本一怖いブック・オブ・ザ・イヤー2005」 (別冊SIGHT) 価格: 788円 レビュー評価: 4.0 レビュー数:1 2004年に出版された文芸、エンターテインメント、政治、ビジネス、漫画等の作品を総ざらいしている。 正直に言って、とりあげられた本をほとんど読んでいないので、自分の感想と比べたりすることはできない。それでも、それぞれの本に論評が加えられているのを読むと、実際に読んでみたくなるものもあった。 特に、ビジネス&エンターテインメントで紹介された本は、ほとんど読んでみたくなってしまった。自分の今の興味だけでは決して手にとることはないだろうと思う本であったが、こうして好奇心を広げてくれるのはうれしいことだ。 高橋源一郎が、村上春樹の「アフターダーク」は何を書きたいかよくわからないと言ってい |