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書評のお買い得情報をご紹介しています。




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桜庭一樹読書日記―少年になり、本を買うのだ。
価格: 1,680円 レビュー評価:4.5 レビュー数:5
ラノベからエンタメまで、ジャンルを跨いで良作を生み出す小説家・桜庭一樹の周辺事情を綴った読書日記。とにかく読書量が半端じゃない、古今東西ジャンル不問で本を読んでる事にびっくり!家に帰ったら本が地崩れを起こして生誕百周年のジョンがすっ飛んでいたとか、思わず笑ってしまう箇所も多々あり。
食事シーンも多く出てくる。とにかく桜庭さん食べる食べる。本を読みながら食べるという少々お行儀の悪い事をしてるのだが、お店で食べる料理も家で食べる料理も詳細に記述されてて美味しそう。食べ物の話と本の話が四対六ぐらいの比率で語られてるあたり恩田陸のエッセイ「小説以外」に似た感触。
編集者K島さ
読者は踊る (文春文庫)
価格: 710円 レビュー評価:4.0 レビュー数:13
読者は踊る 斎藤美奈子 文春文庫 2001

読んだのは2004 5刷 初出 1998 単行本

初めて読んだ著者。いや?凄い。書評というものはこうあるべきだなと思った次第。
単に本を一冊読むと言うのではなく、関連する書籍をしっかり読み混んでから切り込んでいきます。斎藤美奈子(1956?)さんは、略歴から見ると文系畑なんです。でも、理科系書籍に対してもバッサバッサと切り刻みます。そしてそれが小気味よいのです。
一体どのくらい本を読んでいるのかと思える位の読書量。一時、知の巨人は立花隆さんだったように思いますが(本書の中で
PB300―ワケありのペーパーバック300選完全ガイド
価格: 1,365円 レビュー評価:4.5 レビュー数:4
 ひとつの言語に長じたいと思うのなら、その言語で書かれた書物を多読すること。
 これが王道だと私は信じます。
 英語でいえばなんといってもペーパーバック。PBは手ごろな大きさで持ち運びもラクですから、カバンにそっと一冊携えて、列車の待ち時間や長時間の飛行機旅行などにはもってこい。

 ただ問題は、一体何を読んだら良いのかってこと。
 途中で投げ出したりしないだけの面白い内容なのか。
 そもそも中途で挫折するほど難解な英語で書かれていたりはしないのか。
 そんな不安を抱えたまま、洋書売り場の棚の前で立ちすくんで
乗る旅・読む旅 (角川文庫)
価格: 540円 レビュー評価:4.0 レビュー数:5
乗る旅の方はいつもながらの軽妙な筆致で楽しく読ませる。読む旅は、殆ど知らなかった宮脇俊三氏の部分で、さすがに名編集長として慣らした人であったことをうかがわせる。最後の令嬢による父親像は愛読者としてはとても参考になった。
正直書評。
価格: 1,575円 レビュー評価:4.0 レビュー数:3
まず、爽快なくらいに
ストレートに評価しています。
よい本と悪い本との差は歴然です。
とある人に関してはそれはそれはボロクソに
やられていますので…

ただ本当、文章はストレートなので
不快に思う人はまず読まないで
スルーしたほうがいいとおもいます。
もっと穏やかな人もいますから。

着眼点は面白かったなぁ。
トンデモ本の世界U
価格: 1,575円 レビュー評価:4.5 レビュー数:5
あなたはボーイングがペンタゴンに突入しなかった事を、アメリカが常に自国の市民にマインドコントロール攻撃をかけてる事を、河童がイエス・キリストだった事を、生まれた時に三毛猫で1年経つとリスになりもう1年経つとウサギになって最後にアルマジロになって死ぬ生物の存在を信じられますか?
本書はその様な説を本気で語っている(著者がどこまで本気なのかはもちろんよく分からないですが)トンデモ本の紹介です。
クスッとできます。笑えます。暇つぶしができます。
疲れた時の清涼剤の様な本です。
百年の誤読 海外文学編
価格: 1,680円 レビュー評価:3.5 レビュー数:7
 岡野宏文と豊崎由美の、歯に衣着せぬ独断と偏見に満ち満ちた批評に痛快さを感じる一方で、余りの下品な言葉使いに少々辟易し、もうこれ以上読みたくなくなっていた。ところが、「路上」に対する批評を読んで、その内容に妙に納得してしまった。こんなふうにいっている。
 「今、現在においては、おバカさんにしか読めない代物、不良の修学旅行みたいなもん(豊崎)」
 「知性もない、清原とか、長淵とかと変わらない、その精神性が・・・・・(岡野)」とあるのだ。
 前々から私はこの作品が青春小説の重要な位置を占めるなんて言っている批評家センセが多いということに反感を覚えていたので、お
六本指のゴルトベルク
価格: 2,100円 レビュー評価:4.5 レビュー数:2
 と、本のオビにある。第49回日本エッセイストクラブ賞を受賞した実力を持つ著者が、『ジャン・クリストフ』や『海辺のカフカ』など東西の小説に登場する「音楽」を鋭い切り口でわかりやすく「解説」してくれる書。

 私はドビュッシー研究家ということになっているが、実は作曲家ではベートーヴェンがダントツに好きである。なぜか?
 彼ほど緊密に作曲した人はいないから。
 ベートーヴェンの音楽のつくり方というのはあんこう鍋みたいなもので、まったく捨てるところがない。骨も皮もプリプリのゼラチン質も全部使いきってしまう。
 モーツァルトやシューベルトに
本屋大賞2008
価格: 580円 レビュー評価: レビュー数:
本屋大賞2009
価格: 580円 レビュー評価: レビュー数:
犬は本よりも電信柱が好き (吉野朔実劇場)
価格: 1,365円 レビュー評価:4.0 レビュー数:3
 吉野朔美さんのエッセーを読むと、自分なりの”普通の生活”を考えさせられる。吉野さんは、きちんと日常を過ごし、ちゃんと美味しいものに感動し、素直に面白いものを楽しみ、着実に居心地よく生活するという点で、まったく素晴らしい。10年ほど前、『エキセントリクス』とか、ちょっと大き目の本を何冊かまとめて友人から借りて以来の読者です。いっとき、なんとなく読んでいて不安になることもあったのですが、この種のエッセーや活字本が本屋さんに登場し、なんとなく勝手に「あぁ!」という感じに腑に落ちた気がしています。なんにせよ絵で表現できるっていうのはものすごいアドバンテージだと思います。なんかレヴューになっていませ
超教養 (ダ・ヴィンチ ブックス)
価格: 1,260円 レビュー評価:5.0 レビュー数:4
ウェブ上で連載されていたときにも愛読していたが、こうして一冊の本としてまとめて読んでみても、やはり手放しで絶賛したくなるものに仕上がっている。これは、チラ見して瞬間的にバカにした人ほど、一読の価値がある。

ブックレビューを書くなら、これくらいキレのあることを書きたいもの。私ごときの知力文章力では、さとう珠緒のこの域にはまだまだ程遠い。いつかこんなのを書きたいなあ…と思いつつ、精進することにする。
最終更新日:2010年01月15日





















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